
皆さまからお寄せいただいたよくあるご質問へのQ&A集です。
・家庭用など業務用以外の「よくあるご質問」は、下記をご覧ください。
家庭用などに関するよくあるご質問





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都市ガスを使用するにあたり、特別な資格者は必要ですか?
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都市ガスは危険物や高圧ガスの指定を受けませんので、資格者や保有空地は必要ありません。
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都市ガスおよび他燃料の発熱量、CO2排出係数は下表の通りです。
燃料種 |
発熱量 |
CO2排出係数 |
燃料使用量あたり |
等価熱量あたり |
固体 燃料 |
原料炭 |
29.0 GJ/t |
2.61 t-CO2/t |
0.0898 t-CO2/GJ |
一般炭 |
25.7 GJ/t |
2.33 t-CO2/t |
0.0906 t-CO2/GJ |
無煙炭 |
26.9 GJ/t |
2.52 t-CO2/t |
0.0935 t-CO2/GJ |
コークス |
29.4 GJ/t |
3.17 t-CO2/t |
0.1078 t-CO2/GJ |
液体 燃料 |
灯油 |
36.7 GJ/kL |
2.49 t-CO2/kL |
0.0678 t-CO2/GJ |
軽油 |
37.7 GJ/kL |
2.58 t-CO2/kL |
0.0686 t-CO2/GJ |
A重油 |
39.1 GJ/kL |
2.71 t-CO2/kL |
0.0693 t-CO2/GJ |
B・C重油 |
41.9 GJ/kL |
3.00 t-CO2/kL |
0.0715 t-CO2/GJ |
気体 燃料 |
液化石油ガス(LPG) |
50.8 GJ/t |
3.00 t-CO2/t |
0.0590 t-CO2/GJ |
都市ガス(※) |
45.0 GJ/千Nm3 |
2.29 t-CO2/千Nm3 |
0.0509 t-CO2/GJ |
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省エネ法にもとづくエネルギー使用量の「換算係数(GJ/千Nm3)」は?(東邦ガスの場合)
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45.0GJ/千Nm3となります。
都市ガス各事業者の「標準発熱量(MJ/Nm3)」を換算係数として使用することができます。当社の供給約款等にて、都市ガスの熱量を「摂氏0度および圧力101.325キロパスカルの状態のもとにおいて乾燥したガス1立方メートルの総熱量」と定義しており、このときの熱量が45.0メガジュールとしています。
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エネルギーの使用の合理化に関する法律に基づき、エネルギー管理指定工場は、毎年、燃料等の使用量を報告する必要があります。
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都市ガスは地域により発熱量が異なっていることから、「燃料等の種類」の表において、「その他の燃料等」に該当します。 |
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東邦ガスの供給している都市ガスの発熱量は、45.0MJ/Nm3です。 |
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発熱量1GJを原油0.0258KLと換算して計算します。 |
(換算係数) |
45.0MJ/Nm3 × 0.0258KL/GJ |
= 0.001161kL/Nm3 |
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1,000MJ/GJ |
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都市ガス1Nm3は原油0.001161kLになります。 |
(例) |
(1)年間1,300,000Nm3の都市ガスをご使用いただいている場合 |
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1,300,000Nm3 × 0.001161kL/Nm3 = 1,509kL |
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原油換算で1,500kL以上となりますので、第二種エネルギー管理指定工場に該当します。 |
(2)年間3,000,000Nm3の都市ガスをご使用いただいている場合 |
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3,000,000Nm3 × 0.001161kL/Nm3 = 3,483kL |
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原油換算で3,000kL以上となりますので、第一種エネルギー管理指定工場に該当します。 |
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都市ガスのエネルギー使用に伴うCO2算出方法を教えて下さい
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都市ガスの使用に伴うCO2排出量〔t-CO2〕=ガス使用量〔千Nm3〕×45.0〔GJ/千Nm3〕×0.0139〔t-C/GJ〕×44/12で計算されます。
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