従来建物ごとに熱源設備を持ち、冷暖房や給湯を行っていたものを集中化することにより、様々な導入メリットをご提供します。
地域冷暖房はピークの異なる用途の建物に対して一括熱供給するため、負荷の平準化がはかられるとともに、大型機器の採用や機器の集中管理制御により、高効率運転が可能です。さらに、コージェネレーションシステム排熱や未利用エネルギーを有効に活用し、化石エネルギー消費の低減をはかることもできます。
昼夜の区別なく空調を利用する建物は、年々増えています。
熱供給事業法で熱の安定供給が義務付けられている地域冷暖房は、運転・保守管理も万全です。
各建物には、熱源設備、貯油設備等がなくなるので、一定の資格を持つ主任技術者や運転管理要員が不要。プラント要員も、個別冷暖房方式における個々のビル 要員総計よりも少なくてすみ、地域全体で省力化が可能です。
個別ビルの設備を集約し、燃料の良質化、ボイラーの大型化をはかることで、SOx、NOx、CO、すす、粉塵などの大気汚染が防止できます。さらに騒音、振動などの対策も集中的に管理でき、公害の防止に効果的です。
地域冷暖房を受け入れる各建物では、煙突や冷却塔がなくなるので、建物構造的にも有利です。設計上も自由度が増し、都市の美観向上に役立ちます。
燃料を扱うのはエネルギーセンターだけです。そのため各建物では、危険物の貯蔵および取り扱いが不要となり、タンクローリー車などの出入りもなく安全で す。
各建物の冷凍機、ボイラー、冷却塔、貯油設備などが不要になるため、その分スペースの有効利用がはかれます。また、プラントを設置する建物には、プラント 面積に相当する容積率が緩和されます。
名古屋栄三丁目地区 |
供給地 |
名古屋市中区 栄ガスビル周辺 |
供給開始 |
1990年6月 |
小牧駅西地区 |
供給地 |
小牧市 小牧ガスビル周辺 |
供給開始 |
1990年10月 |
名駅南地区 |
供給地 |
名古屋市中村区 名鉄名古屋駅周辺 |
供給開始 |
1998年12月 |
名古屋栄三丁目北地区 |
供給地 |
名古屋市中区 栄三丁目ビルディング周辺 |
供給開始 |
2005年3月 |
東桜地区 |
供給地 |
名古屋市東区・中区 アーバンネット名古屋ビル周辺 |
供給開始 |
2005年10月 |
今池地区 |
供給地 |
名古屋市千種区 今池ガスビル周辺 |
供給開始 |
1986年6月 |
千代田地区 |
供給地 |
名古屋市中区 アーバニア千代田周辺 |
供給開始 |
1987年4月 |
城北地区 |
供給地 |
名古屋市北区 ザ・シーン城北 |
供給開始 |
1996年6月 |
池下地区 |
供給地 |
名古屋市千種区 サンクレア池下周辺 |
供給開始 |
1997年10月 |
JR東海名古屋駅周辺地域(名古屋熱供給株式会社) |
供給地 |
名古屋市中村区 JRセントラルタワーズ周辺 |
供給開始 |
1999年12月 |
中部国際空港島地域(中部国際空港エネルギー供給株式会社) |
供給地 |
常滑市セントレア |
供給開始 |
2004年10月 |
名駅東地域(DHC名古屋株式会社) |
供給地 |
名古屋市中村区 ミッドランドスクエア周辺 |
供給開始 |
2006年10月 |
クオリティライフ21城北地区(名古屋都市エネルギー株式会社) |
供給地 |
名古屋市北区 西部医療センター周辺 |
供給開始 |
2011年2月 |
ささしまライブ24地区(名古屋都市エネルギー株式会社) |
供給地 |
名古屋市中村区 愛知大学周辺 |
供給開始 |
2012年4月 |
JR東海名古屋駅北地域(名古屋熱供給株式会社) |
供給地 |
名古屋市中村区 JRゲートタワー周辺 |
供給開始 |
2015年11月 |
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