- 1.天然ガス利用技術の高度化
家庭用・業務用・産業用の各種ガス機器の高効率化や、情報通信技術などを活用したサービス向上に寄与する技術開発を行っています。 - 2.保安の向上・コストダウン
LNG工場やガス導管などにおいて、保安の向上とコストダウンの両立を目指して、各種工事・修理・検査技術の開発を行っています。 - 3.ガス事業を支える基盤技術
ガス事業全般を支える各種解析技術や将来を担う技術、環境負荷低減につながる技術などの開発を行っています。
「ガスヒーポン」の高効率化開発や商品性向上に取り組んでいます。
2020年4月から販売している最新の「GHP XAIRⅢ(エグゼアⅢ)」は従来機「GHP XAIRⅡ(エグゼアⅡ)」に比べエネルギー消費効率を10%向上しています。その他にも、発電機を搭載し、停電時でも空調や一部照明を使用できる機種「エクセルプラス」、「ハイパワープラス」も発売しております。
また、遠隔監視データを活用した故障予知ロジックを開発し、サービスを展開する準備を進めています。
内容の詳細につきましては、以下サイトをご参照ください。
http://www.tohogas.co.jp/approach/technologies/technologies-business/ghp/
東邦ガスでは、お客さま設備の省エネ性向上に貢献するため、各種バーナおよびシステム機器の開発に取り組んでいます。
たとえば、熱処理用途では蓄熱式熱交換器を介して排熱回収、燃焼用空気予熱を行うリジェネバーナを開発し、通常タイプに比べて10~15%熱効率を向上させました。アルミ溶解・保持用途では、廃熱回収型パッケージバーナを開発し、お客さま先のご使用実績で25%の省エネを実現しました。
このほか、部品洗浄などの温水用途として、小容量の水槽にも適用できる小口径の液加熱用バーナを商品化するなど、幅広い工業シーンに向けた技術開発を進めています。
ガスコージェネレーションシステム(以下、コージェネ)は、エネルギー利用効率が優れたシステムとして、東日本大震災以降は、事業継続計画(BCP)を目的とした電力セキュリティ確保や節電などの観点でも、期待が高まっています。
東邦ガスでは、コージェネの更なる普及促進をはかり、省エネ性や設置性など商品性向上を向け、開発に取り組んでいます。
内容の詳細につきましては、以下サイトをご参照ください。
http://www.tohogas.co.jp/approach/technologies/technologies-business/cogeneration/
涼しい厨房機器 「涼厨®」は、機器からの輻射熱を小さくする構造と、燃焼熱の集中排気により、従来の機器に比べて厨房室内の温度上昇が抑えられるガス厨房です。それにより空調負荷が低減されるため、省エネルギー、省CO2につながります。
そこで、「涼厨®」の普及拡大に向けて、ラインアップの拡充に取り組むとともに、シミュレーション技術を活用し、厨房内の温熱環境の見える化や空調負荷の低減効果の定量化を進めています。
固体酸化物形燃料電池(SOFC)はセラミックスから構成される燃料電池であり、省エネ性・環境性に優れたコージェネレーションシステムとしての利用が期待できます。
東邦ガスでは、発電出力が数kW級の小型SOFCコージェネレーションの実用化を目指した研究開発に取り組んでいます。
内容の詳細につきましては、以下サイトをご参照ください。
http://www.tohogas.co.jp/approach/technologies/technologies-business/sofc/
将来のガス事業の基盤強化に向けて、エネルギーの多様化や循環型社会に適合した水素など、次世代を担うエネルギーに係る技術開発を行っています。
スマートエネルギーネットワーク(SEN)は省エネルギー、CO2削減の実現に加え、エネルギーセキュリティの向上にも寄与します。
SENの実現に向けて、分散型電源と再生可能エネルギーの組合せ利用技術、通信制御技術、スマートメーターなどの要素技術を活用し、SENの最小構成単位となるスマートエネルギーハウスの実証試験に取り組んでいます。
内容の詳細につきましては、以下サイトをご参照ください。
http://www.tohogas.co.jp/approach/technologies/technologies-eco/next-generation/next-generation-01/
水素における技術開発の取り組みや、水素ステーションについてご紹介いたします。
内容の詳細につきましては、以下サイトをご参照ください。
http://www.tohogas.co.jp/approach/technologies/technologies-eco/hydrogen/